呼吸困難を訴える患者さんに触れたとき
緩和ケア病棟でメディカル・タッチをしていた時のことです。
終末期の肺がんの患者さんが、
呼吸困難感を訴えていました。
ぜいぜいとした呼吸で、
浅く速い呼吸が続き、呼吸困難感の強さがうかがえる状態でした。
そのとき、
下腿にメディカル・タッチを行いました。
メディカル・タッチでは常に
心地よいタッチングの5原則PSRTSを意識して触れます。
すると、
触れている間だけ、
「ぜいぜい」とあれほど苦しそうだった呼吸が、
「すーすー」へと変わっていきました。
そして患者さんはそのまま眠られました。
もちろん、メディカル・タッチは治療ではありません。
症状そのものがなくなるわけではありません。
呼吸困難“感”は、
患者さんが感じている主観的な苦しさです。
数値では測れない部分であり、
だからこそ、看護の関わりが大きく影響する領域でもあります。
薬だけでは届かない患者さんの苦しさに対して、
看護師だからこそできるケアがあります。
触れ方には基準があります
言葉をかけることが難しい場面でも、
触れることで関われることがあります。
ただ触れるのではなく、
どのように触れるかによって、患者さんの反応は大きく変わります。
このような変化は、
特別なセンスや経験に頼るものではありません。
患者さんの状態をアセスメントし、
それに合わせて触れ方を選ぶことで、
再現することができます。
メディカル・タッチでは、
心地よいタッチングの5原則(PARTS)という
明確な基準に基づいて触れます。
そのため、
「なんとなく触れる」ケアではなく
「意図して行う」ケアとして
看護の中で実践できる技術になります。
臨床で実践できるようになるために
触れ方は、
知識として理解するだけでは身につきません。
圧のかけ方、手の置き方、触れるスピードなど、
実際に体感することで初めて、
「安心を届けられる触れ方」が分かるようになります。
メディカルタッチ認定講座では対面の技術講座をとても大切にしています。
在宅・緩和ケアコースでは、
臥床状態の患者さんに対する
足・腕のタッチングをお伝えしています。
・ターミナル期のケアで、もう一歩関わりたいと感じている
・触れることを、根拠をもって実践したい
・短時間でも患者さんの安楽につながるケアを身につけたい
方におすすめです。
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少人数で一人ひとりの触れ方を確認しながら行うため、
定員は3名限定です。
「少しでも楽になってほしい」と感じたときに、
自信をもって関われるようになるために
触れるケアを自信をもって看護で実践できるようになります。
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