自律神経を整える’冬のセルフケア講座’-パナソニックショウルームでセミナーを開催しました-

先日、パナソニックセンター大阪ショウルームの「くらしの大学」で、
「自律神経を整える 冬のセルフケアセミナー」 を担当しました。

今回は、冬に増える不調と、その背景にある “自律神経のゆらぎ” について
やさしく、分かりやすくお伝えしました。

キャンセル待ちが出る大人気で、40名近くの方にご参加いただき
「話がわかりやすかった」「家でもできそう」など嬉しい声をたくさんいただきました。

この冬、こんなお悩みはありませんか?

・足のむくみや重だるさが気になる
・肌がカサカサする、かゆい
・なんとなくだるい、眠りが浅い

「年のせいかな?」「冬だから仕方ないかな?」
そう感じている方も多いかもしれません。

でも実はそれ、
年齢のせいではなく“自律神経のゆらぎ”が関係していることも多いのです。

むくみ、冷え、乾燥、一見それぞれ別の不調に思えますが、実は根っこは同じ。

寒さや忙しさで交感神経が高まって
体がずっと“緊張モード”のままでいると、
血流が低下し、むくみや冷え、乾燥が起こりやすくなります。

特に12月は、
朝晩の寒暖差や仕事の忙しさ、家の用事や大掃除などが重なり、
気づかないうちに心も体も休むタイミングを失いがちです。

お家で簡単にできる、足のセルフマッサージで冷えと'さようなら'

今回のセミナーでは、
足のマッサージを中心に、自律神経を整えるセルフケアをお伝えしました。

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、
筋肉がポンプのように働くことで、血液やリンパの流れを助けています。
このポンプ作用は、正しい場所に触れてこそ、しっかりと働いてくれます。

そのため、足の「どこに触れるか」がとても重要です。

そこで当日は、参加者の方にできるだけ分かりやすくお伝えできるよう、
足のマネキンを持っていきました。

 

正しい場所に触れると、短い時間でもポンプが働いて、血液やリンパを流してくれます。


参加者の皆さんも、ご自身の足に触れながら、熱心に場所の確認をされていました。

実際に手の位置を確認しながら進められるのは、対面セミナーだからこそです。

ただやり方を知るだけでなく、
「ここを触ると、体が変わる」
そんな感覚を、参加者の皆さんと一緒に体験しました。

ショウルームだからこそ伝えられた'お家で温泉気分’を味わう方法

自律神経を整える方法として、私はよく温泉をおススメしています。温かいお湯にゆっくり浸かることで血流が促され、副交感神経が働きやすくなります。

さらに、温泉に行くと、
・環境が変わる
・空気や景色が変わる
・日常から少し離れる

こうした変化が、心と体の緊張をゆるめてくれます。
これは「転地療法」と呼ばれ、心も体も自然とリラックスします。

 

でも実際は毎日温泉に通うのは、はなかなか難しいですよね。

そこで今回のセミナーでは、
「おうちで温泉のような心地よさを味わえる方法」
として、パナソニックの入浴設備をご紹介しました。

■ 酸素美泡湯

お湯に“酸素を含んだ微細な泡”が広がり、
入浴後も体がぽかぽか続くのが特徴。
乾燥しがちな冬でも、うるおいが長持ちしやすい入浴法です。

■ リゾートバブル

細かな気泡に包まれることで、
血流がやさしく促され、ふわっと力が抜ける心地よさがあります。

「自宅でできる自律神経ケア」の一つとして、
こうした最新の入浴設備を知っていただけたのも、
ショウルームならではの良い機会だったと思います。

 

自律神経を整えることが、なぜ“なんとなく不調”に必要なのか

私が長年行っている、タッチングケアやアロマ、呼吸法などは

自律神経を整える一つの方法です。

方法は違っても、「整える場所」は同じです。

多くの不調は、ストレスや睡眠の乱れ、寒暖差といった
自律神経のアンバランス から始まることが少なくありません。

こうした外からの刺激を、
最前線で受け止め、体の状態に合わせて調整しているのが自律神経です。

ここが乱れると
冷えやむくみ、だるさ、眠りの浅さなど、
「なんとなく不調」として体にあらわれてきます。

病院で検査をしても異常がないのに、
“なんだかつらい”という状態。

だから私は、
「症状がつらくなってから対処する」のではなく、

不調が大きくなる前に、自分で整えられる力を育くむことを
大切に伝えています。

「整える力」を、日常に取り戻すために

大切なのは、
「どの方法が正しいか」ではなく、
「自分に合うやり方で整えていくこと」。

だから私は、
触れるケアも、アロマも、呼吸も、
どれも自律神経を整えるための“方法” として大切にしています。

無理なく続けられる方法で、
自分の体をご機嫌に保つこと。

そのサポートを、
看護師として、講師として、これからもお届けしていきたいと思っています。

体験型のセミナーをご検討中の方は、
ぜひ一度お声がけください。

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この記事を書いている人

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見谷 貴代

看護師/アイグレー合同会社副代表 アロマセラピストから看護師になり、緩和ケア病棟や高齢者施設で5,000人の患者にタッチングを実践。病院や高齢者施設、製薬会社、企業などで研修や講演を実施。大学でも非常勤講師として活躍している。